ダチョウ倶楽部とは?
肥後克広・寺門ジモン・上島竜兵からなる日本のお笑いトリオ。カルテットで活動していた時期もある。
日本のリアクション芸人の代表格。
計算し尽くされたリアクション芸や「ヤー!」「聞いてないよォ」などのギャグ、「ムッシュムラムラ」など同じ言葉を連呼するギャグ、モノマネなどを持ち合わせ、しかも大半の芸は応用が利くのが特徴。
ネタ一覧
どうぞどうぞ!
上島「俺は絶対やらないぞ!」
肥後「お前やらないの?じゃあ俺がやるよ!」
寺門「いやここは俺がやるよ! 」
上島「・・・じゃあ俺がやるよ。」
肥後&寺門「どうぞどうぞ!」
熱いおでんを食べるなどの過酷な企画を誰がやるか決める時に利用されていた一連の流れ。
いろんな場面で応用が利き、世間一般的に「お約束」として広く利用されている。
押すなよ!絶対に押すなよ!
上島が熱湯風呂に入る時に利用された決まり文句。
「押すなよ」は準備中という意味で、「絶対に押すなよ」は準備完了(押してくれ)という合図。
このギャグ(一連の流れ)も広く応用が利き、「~するなよ」という文句は、「~しろ」を示している、お笑いにおける暗黙の了解の一つとなっている。
訴えてやる!
理不尽な扱いを受けた上島が、キレて床に帽子を叩き付けた後、指を指しながら吐き出すセリフ。
キレてから帽子を取り出して一度被ってから行うパターンや、なぜかこのギャグを長く引っ張って出し惜しみするというパターンも存在する。
すいません、取り乱しました
上島が怒ってワーワー言っている時に、
肥後と寺門が「テレビテレビ!カメラ回ってる!!」と上島に伝え、
3人で一緒に「すいません、取り乱しました」と謝罪する一連の流れ。
前述の「訴えてやる!」の後に合わせて使われる事が多い。
くるりんぱ
上島の持ちネタで、”クルリンパ”と言いながら叩き付けた帽子を1回転させてかぶるギャグ。
「訴えてやる!」等の帽子を利用するギャグと合わせ技として使えるのだが、上島本人もいつ使っていいのか分からないと後輩に漏らしている。
ぱらりんく
前述「くるりんぱ」の逆回転バージョン。
聞いてないよォ
企画の内容をあらかじめ知っていたのに、3人が声を揃えて白々しく「聞いてないよォ」と発するギャグ。
ダチョウ倶楽部の知名度を一気に押し上げた「お笑いウルトラクイズ」にて、これから行われる過酷な企画を本当に全く聞いておらず、寺門が「聞いてないよォ」とポロリと言った事から生まれた。
あれ?いつの間に?
熱湯風呂など少し危なそうな企画が発表された際、「事前に教えてくれなければ困るよ~」というような文句を言いながら服を脱いだら、すでに水着を着ていた(準備万端だった)時に発するセリフ。
前述の「聞いてないよォ」が減り、こちらのパターンが多く利用されるようになっている。
ヤー!
登場時の掛け声として多く利用されているギャグ。
掛け声と同時に、両手を斜め前に出すが一方の手を短くしズラす。
つかみはOK!
あまりウケないギャグをやった後に行う応急処置。
このネタを言うためにギャグを滑らせるというパターンもある。
ムッシュムラムラ
目の前に水着美女がいる際などに拝むように放つ言葉。
ごめ〜んチャイチャイチャイニーズ
ウンナンの気分は上々の企画で生まれたギャグで、何かミスして謝罪する場面にテンションをあげて発するギャグ。
フェー!フェー!フェー!
上島が行うフェーフェーおじさんが発する言葉。
はは〜ん、バカだなぁ
「バカじゃないの?」などと言われた後に、
「何?バカ?」と怒ったような感じで返し、
「はは〜ん、バカだなぁ」と急にバカっぽく発するというギャグ。
カットしないでね
ネタとネタの間に挟むギャグ(セリフ)
ヨゴレでごめーんね
ギャグ(セリフ)。「カットしないでね」と利用するシチュエーションは似ている。
まずいんじゃねーかよっ!
上島がグルメ企画・食レポで、味を聞かれたときに、
この~(料理名)は甘からず、
辛からず、
かといって、
美味からず
まずいんじゃね〜かよっ!
というツッコミまでの一連の流れ。
ストッピング!
スーパージョッキーのコーナー「どうですか〜?お客さん」で、3人が移動式のセットを止めるときに発していた言葉。
天才てれびくんでは、てれび戦士達がダチョウ倶楽部を呼び出すときの合言葉「ムッシュムラムラ、ストッピング!」として使われていた。
殺す気か!
危ない事をやらされた時に言葉通りの意味で発するセリフ。「殺せー!」等も存在する。
前述の「訴えてやる!」ともセットで利用される事がある。
キス芸
上島が他メンバーや他芸人と口論となり、徐々にヒートアップして互いに相手に詰め寄るが、なぜか最後にキスをして丸く収まる、という一連の流れ。
最後にキスを拒否されるというパターンもある。
汎用性があり、他の芸人同士が行う場合もある。
ケンカ芸
多くの芸人がいる場面で使われる集団芸。
上島が怒り出して相手へ詰め寄っていき、周囲がケンカを止めようと取り囲んでいると、いつの間にか上島が下着一枚になっており、カメラに向かって一発ギャグで締める一連の流れ。
取り囲みの解除が早すぎて脱いでいる最中の姿を見られるというパターンも存在する。
汎用性が高く、他の芸人が行う事もある。
ジャンプ芸
怒っている上島が、足を地面に叩き付けると、その衝撃で周りの芸人・タレント達がピョンと軽くジャンプするというお決まりの芸。
最初は周りの数人が飛び、何度か繰り返しているうちに飛び上がる人数を増やしてゆく。状況によってはスタジオにいるスタッフや観客も飛び上がり、最後にダチョウ倶楽部の3人で「ご協力ありがとうございました」と言うパターンも存在する。
やってくれたな!
前述の「ケンカ芸」や「ジャンプ芸」等で、お決まりのパターンを周りの芸人がやってくれなかった時に、上島が怒って発するセリフ。
おでん芸
寺門が上島を羽交い締めにし、肥後が上島にあつあつのおでんを食べさせようとする一連の流れ。口ではなくおでこや頬につけられた上島が熱がったり、玉子を口に入れられ、あまりの熱さに勢いよく吐き出すなど様々なパターンがある。
また、このおでんはマネージャーが毎回調理しており、おでんの温度や具材の位置は状況に応じて微妙に変えているとの事。
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